案件情報 #副業
「みらい診断」の広告と特商法表記を確認しました
公開日: /執筆:副業アラート編集部 /監修:奥田 清(消費生活アドバイザー)
案件の概要
| 案件名 | みらい診断 |
|---|---|
| 運営者表記 | 株式会社環美(特定商取引法に基づく表示より) |
| カテゴリ | 副業 |
| 確認したページ | LP(みらい診断): https://open-current.app/?c=ai001特定商取引法に基づく表示: https://open-current.app/law.php ※読者の安全のため、当サイトからのリンクは設置していません。 |
広告・ページ上の訴求文言(原文の引用)
- 「無理なく、今の収入に+プラス20万円」
- 「今の生活を変える第一歩」
- 「30秒で診断する」
- 「※診断無料・いつでも解除OK!!」
編集部が確認できた事実
特定商取引法に基づく表記:記載あり
特定商取引法に基づく表記のページを確認できました。記載内容(事業者名・住所・価格・返金条件)が実態と合っているかは、契約前にご自身でも必ず確認してください。
販売価格の記載:不明確
価格に関する記載はあるものの、実際にいくら支払うことになるのかが明確には読み取れませんでした。
そのほか確認できた注意サイン
- LP冒頭の銀行アプリを模した画面には残高「5,542,580円」と表示され、「振込 スマホ副業」名目で+64,000円・+32,800円・+12,620円などの入金履歴が並ぶが、実在の取引を裏付ける出典はLP上のどこにも示されていない
- 特定商取引法に基づく表示の「販売価格」欄は「お仕事情報提供サービスは無料です。(詳細は各案件による)」とあるのみで、実際に紹介される「お仕事」の具体的な報酬・条件は記載されていない
- ページのOGP(og:url)メタ情報が本案件と無関係な別ドメイン「https://india-keyboard.site/」を指しており、同種のLPテンプレートが他の案件でも使い回されている可能性がうかがえた
- 特定商取引法に基づく表示には所在地(秋田県鹿角市)・電話番号・メールアドレスが記載されているが、診断の先で何が案内されるのかはLP・特商法表記のいずれにも説明がなかった
この案件について、登録前にLINEで一緒に確認できます
LINEで無料相談する「無理なく、今の収入に+プラス20万円」――スマホの通知やSNS広告でこんな一文を見て、「30秒の診断」なら試してみようかと思っていませんか。編集部が実際にLPと特定商取引法に基づく表示を開いて確認しました。
広告は何をうたっているか
LPを開くとまず目に入るのは、みずほ銀行を模した口座アプリの画面です。残高欄には「5,542,580円」という大きな数字が示され、「振込 スマホ副業 2025年8月26日(火) +64,000円」「振込 スマホ副業 2025年8月25日(月) +32,800円」といった入金履歴が次々と並びます。この口座が誰のものなのか、いつ・どんな作業に対する入金なのかを裏付ける情報はLP上のどこにも書かれておらず、演出用の画面である可能性が高いと編集部は考えています。その下には「今の生活を変える第一歩」という緑色の帯とともに「30秒で診断する」ボタンが大きく配置され、「※診断無料・いつでも解除OK!!」という小さな注記が添えられています。診断自体は無料をうたう一方で、診断の先にどんな「お仕事」が待っているのか、この時点では一切説明がありません。
振込名目「スマホ副業」で数万円単位の入金が続く画面を見せ、「30秒で診断する」ボタンへ誘導する
特商法・運営情報を確認すると
LPのフッターから「特定商法取引法に基づく表示」(原文ママ)のリンクをたどると、販売事業者名「株式会社 環美」、運営統括責任者「渡部太郎」、所在地「秋田県鹿角市花輪字妻ノ神39番地1」、電話番号「080-8116-1634」、メールアドレス「info@open-current.app」が記載されていました。電話受付時間は「月〜金 10:00〜19:00(土日祝を除く)」とあり、住所・電話番号・メールアドレスがひととおり明記されている点は、編集部がこれまで確認してきた同種LPの中では比較的丁寧な部類です。
販売価格欄には「無料」とありながら「詳細は各案件による」という留保が付き、実際の報酬額は書かれていない
ただし販売価格欄を見ると「お仕事情報提供サービスは無料です。(詳細は各案件による)」とあるだけで、診断の先で紹介される「お仕事」がいくら稼げるのか、どんな契約になるのかは、特商法表記でも一切分かりません。加えて、このLPのOGP(SNSでシェアされた際に使われるメタ情報)を確認すると、og:urlの値が「みらい診断」とは無関係な「https://india-keyboard.site/」という別ドメインを指していました。案件ごとに文言だけを差し替えた同種テンプレートが、複数のドメインで使い回されていることをうかがわせる痕跡です。
この手口について
消費者庁は2025年6月、SNS広告をきっかけに「アフィリエイトは初心者でも簡単に稼げる」「月50万が当たり前」などと勧誘し、高額なサポートプランを契約させる事業者に対し消費者安全法に基づく注意喚起を行っています(消費者庁「簡単な副業をうたい高額なサポートプランを契約させる事業者に関する注意喚起」)。国民生活センターも「簡単に稼げる」という副業広告からLINE登録に誘導され、後から想定外の請求を受けるトラブルが特に20代で目立つとして注意を呼びかけています(国民生活センター「【20代特に注意!】簡単に稼げるという副業」)。LINEでの副業誘導全般についてはLINE副業とは、無料診断から高額契約に至る典型的な導線は「無料診断」から高額契約に誘導されるパターンも参考にしてください。
「30秒で診断」「今だけ無料」という言葉に惹かれてタップする前に、まず特定商取引法に基づく表示を自分の目で確認し、診断の先にどんな契約が待っているかを慎重に見極めてほしいと編集部は考えています。すでに診断やLINE登録を済ませた方、この先の案内で金額を提示されて迷っている方は、画面のスクリーンショットを副業アラート相談窓口のLINEに送ってください。相談は無料・匿名でも大丈夫です。急ぎの場合は消費者ホットライン「188」にも相談できます。
この案件への参加・契約を検討している方は、先に副業案件リスクチェック(全12項目)と怪しい副業広告に共通する10の特徴で照らし合わせることをおすすめします。同種の手口の解説は記事一覧にまとめています。
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