案件情報 #投資
「SPEED FX」の広告と特商法表記を確認しました
公開日: /執筆:副業アラート編集部 /監修:奥田 清(消費生活アドバイザー)
案件の概要
| 案件名 | SPEED FX |
|---|---|
| 運営者表記 | S.Tホールディングス株式会社(t-speedprofit.com 特定商取引法に基づく表記) |
| カテゴリ | 投資 |
| 確認したページ | 広告LP(Instagram広告経由): https://t-speedprofit.com/speed1/特定商取引法に基づく表記: https://t-speedprofit.com/speed1/legal.html ※読者の安全のため、当サイトからのリンクは設置していません。 |
広告・ページ上の訴求文言(原文の引用)
- 「ただの知識ではなく プロの判断が見える」
- 「ストレスフリーなFXをあなたへ」
- 「学んでいるが結果が出ない/エントリーに自信がない/FXで結果を出したい」
- 「1つでも当てはまる方は体験モニターに参加!」
- 「スマホで段階的に学べる 今だけモニター募集中」
- 「今すぐLINEを登録して詳細をチェック」
- 「※掲載している実績は一例であり、成果を保証するものではありません。」
- 「※本サービスは学習・情報提供を目的としており、投資助言を行うものではありません。」
編集部が確認できた事実
特定商取引法に基づく表記:記載あり
特定商取引法に基づく表記のページを確認できました。記載内容(事業者名・住所・価格・返金条件)が実態と合っているかは、契約前にご自身でも必ず確認してください。
販売価格の記載:不明確
価格に関する記載はあるものの、実際にいくら支払うことになるのかが明確には読み取れませんでした。
そのほか確認できた注意サイン
- LP本文は全面が画像ファイルで構成され、テキストとして確認できたのはページ名「SPEED FX」と「特定商取引法に基づく表記」等のリンクのみで、訴求文言はスクリーンショットの画像内でのみ確認できた(上記claimsはスクリーンショットから読み取った原文)
- LPのボタン2箇所はLINE系のリンク(s.lmes.jp のQRランディングURL)へ遷移する作りになっている
- 特商法表記の販売価格は「講座詳細ページに記載」とされ、具体的な金額は編集部が確認した範囲では明記が見つけられなかった(2026-07-29の再確認でも同様)
- 特商法表記には「クーリングオフは非適用」、中途解約時は提供済み分と解約損料を負担する旨の記載がある
- 販売事業者はS.Tホールディングス株式会社(東京都新宿区西新宿六丁目5番1号・新宿アイランドタワー27階)、連絡先メールは support@st-group.ink とされている
- 特商法表記の電話番号は070から始まる携帯電話番号で、販売責任者の肩書は「代表社員」と表記されている(「代表社員」は通常、合同会社の代表者を指す呼称で、株式会社の社名と整合しない)
- 特商法表記の「オンラインセミナー受講参加の推奨環境」には「Windows 7 / 8 / 10」「Internet Explorer 10以降」等、サポートが終了して久しいOS・ブラウザが列挙されたままになっている
この案件について、登録前にLINEで一緒に確認できます
LINEで無料相談する「ストレスフリーなFXをあなたへ」――Instagramの広告からこのページにたどり着き、「プロの判断が見えるって何だろう」と気になって検索した方へ。編集部がLPと特定商取引法に基づく表記を確認したところ、いくら払うことになるのかが最後まで分からないまま、LINE登録だけを急がせる構成でした。
広告は何をうたっているか
LPは笑顔の若い女性の写真とともに「ただの知識ではなく プロの判断が見える」「ストレスフリーなFXをあなたへ」と掲げ、「学んでいるが結果が出ない」「エントリーに自信がない」「FXで結果を出したい」の3つの悩みを提示して、「1つでも当てはまる方は体験モニターに参加!」「今だけモニター募集中」と畳みかけます。行き先は「今すぐLINEを登録して詳細をチェック」のボタンだけです。
LPは「プロの判断が見える」「今だけモニター募集中」と訴求し、LINE登録ボタンへ誘導する。ページ最下部には「実績は一例」「投資助言を行うものではありません」と小さな注記がある
注目してほしいのは、このLPの本文がすべて画像ファイルでできていて、テキストとして検証できない点です。そして画面の一番下に小さく「掲載している実績は一例であり、成果を保証するものではありません」「本サービスは学習・情報提供を目的としており、投資助言を行うものではありません」と書かれています。華やかな訴求は大きく、逃げ道の注記は小さく――この非対称は覚えておいてください。
特商法・運営情報を確認すると
特商法表記には販売事業者「S.Tホールディングス株式会社」、新宿アイランドタワー27階の住所、電話番号、メールアドレスが記載されており、形式は整っています。しかし肝心の費用は「講座詳細ページに受講料を記載しております」とあるだけで、LPにも特商法表記にも金額が一切出てきません。さらに「クーリングオフ制度は適用されません」、中途解約時は提供済み分の金額と解約損料を負担する、との記載もあります。
販売事業者名・住所は記載されている一方、受講料は「講座詳細ページに記載」とされ金額の明記がない。クーリングオフ非適用・解約損料の記載もある
細部を見ると、引っかかる点がさらにあります。電話番号は070から始まる携帯電話番号。販売責任者の肩書は「代表社員」ですが、これは本来合同会社の代表者を指す呼称で、株式会社の社名と噛み合いません。推奨環境には「Windows 7 / 8 / 10」「Internet Explorer 10以降」と、サポートが終わって久しい環境が並んだまま。正直、どこかのひな形を流用したのではないかと疑いたくなる作りでした。
この手口について
SNS広告からLINEへ誘導し、FXなどの投資で「もうかる」と持ちかける手口については、消費者庁が「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください」と注意喚起しています(消費者庁)。広告の見分け方は怪しい副業広告の特徴で、価格や解約条件の確認方法は特商法表記のチェックポイントで解説しています。
登録を迷っている方、もう登録してしまった方へ
金額・解約条件・運営者を確認できないうちは、LINE登録もモニター参加も一度止めてください。すでに登録して勧誘が始まっている方も、支払う前ならまだ引き返せます。届いたメッセージや提示された金額のスクリーンショットを、副業アラート相談窓口のLINEに送ってください。手口に詳しい担当者が状況を一緒に整理します。相談は無料、匿名でも大丈夫です。急ぎのときは消費者ホットライン「188」にも相談できます。
この案件への参加・契約を検討している方は、先に副業案件リスクチェック(全12項目)と怪しい副業広告に共通する10の特徴で照らし合わせることをおすすめします。同種の手口の解説は記事一覧にまとめています。
この案件について、登録・支払いの前に確認しませんか?
広告のスクリーンショットや相手とのやり取りを見ながら、注意サインを一緒に確認できます。すでに支払ってしまった方も、状況に応じて確認すべきポイントと公的な相談先をご案内します。
- 相談は無料
- 営業・商材の紹介は一切なし
- 匿名OK・ブロックもいつでも可能
公的な相談窓口を利用したい方は 相談窓口ガイド をご覧ください。