案件情報 #副業
「1本15万の高単価ライターになる方法 堺清」の広告と特商法表記を確認しました
公開日: /執筆:副業アラート編集部 /監修:奥田 清(消費生活アドバイザー)
案件の概要
| 案件名 | 1本15万の高単価ライターになる方法 堺清 |
|---|---|
| 運営者表記 | WinState合同会社(LP運営ドメインの企業情報ページより。代表者:堺清) |
| カテゴリ | 副業 |
| 確認したページ | LP(1本15万の高単価ライターになる方法): https://winstate-web.com/freelance-lp01/lp_12/?utm_medium=paid&utm_source=ig&utm_id=120247129421950280&utm_content=120247129421960280&utm_term=120247129421940280企業情報(WinState合同会社): https://winstate-web.com/company/ ※読者の安全のため、当サイトからのリンクは設置していません。 |
広告・ページ上の訴求文言(原文の引用)
- 「低単価で疲弊しているWebライターさんへ」
- 「Webライターは「記事を書く仕事」だと誤解していませんか?」
- 「初心者Webライターでも"文章の種類"を変えただけで単価が10倍に上がった」
- 「1本15万の高単価ライターになる方法 完全解説書を無料プレゼント!」
- 「同じ「文章を書く仕事」でも月30万、月50万と稼いでいる高単価ライターがいます」
- 「特別な才能を持っているわけでも、特別な実績を持っているわけでもありません」
編集部が確認できた事実
特定商取引法に基づく表記:見当たらない
確認した時点では、特定商取引法に基づく表記のページを見つけられませんでした。通信販売を行う事業者にはこの表示が法律で義務付けられており、見当たらない場合は取引を控えることを強くおすすめします。
販売価格の記載:見当たらない
確認した範囲では、商品・サービスの価格がページ上に見当たりませんでした。価格を知らされないまま連絡先の登録を求められる構造は、後からの電話勧誘等につながる典型的な注意サインです。
そのほか確認できた注意サイン
- LP本体には運営会社名・所在地・特定商取引法に基づく表記へのリンクが一切なく、無料プレゼントを受け取るには外部のLINE登録フォーム(s.lmes.jpドメイン)への登録が必須だった
- 「月30万、月50万と稼いでいる」という収入例を裏付ける資料・出典はLP上に見当たらなかった
- LPのフッター表記「WinState LLC」からドメイン運営元(winstate-web.com)をたどると、福岡市の「WinState合同会社」(代表者:堺清、会社法人番号1290003014380)の企業情報ページに行き着いたが、そのサイト内にも特定商取引法に基づく表記のページは見当たらなかった
- 企業情報ページに埋め込まれた構造化データ(schema.org)では、組織名が「WinState合同会社」である一方、ウェブサイト名は「ONS株式会社」と記載されており、社名表記に食い違いがあった
- プライバシーポリシーには「代表取締役社長:堺 清」と記載されているが、合同会社の代表者の法的な肩書は本来「代表社員」であり、「代表取締役」は株式会社の役職名である
- 問い合わせ電話番号「080-8561-7026」は携帯電話番号の形式だった
この案件について、登録前にLINEで一緒に確認できます
LINEで無料相談する「文章の種類を変えるだけで単価が10倍になった」というWebライター向けの広告を見て、今の低単価ライター生活を変えたいと感じている方に向けて、編集部がLPと運営会社の情報を確認しました。
広告は何をうたっているか
LPは「低単価で疲弊しているWebライターさんへ」という語りかけから始まり、「Webライターは『記事を書く仕事』だと誤解していませんか?」と問いかけます。続けて「初心者Webライターでも”文章の種類”を変えただけで単価が10倍に上がった」とし、「1本15万の高単価ライターになる方法」という完全解説書を無料でプレゼントするとしています。「同じ『文章を書く仕事』でも月30万、月50万と稼いでいる高単価ライターがいます」「特別な才能を持っているわけでも、特別な実績を持っているわけでもありません」と背中を押す言葉が続きますが、これらの金額を裏付ける実績データや利用者の声はLP上のどこにも見当たりません。
文章の種類を変えるだけで単価が10倍になったとする体験談を軸に、LINE登録による無料特典受け取りへ誘導する
特典を受け取るボタンを押すと、外部の「s.lmes.jp」というドメインのLINE登録ページに移動する仕組みになっており、LP上には運営会社名も所在地も一切表示されないまま、LINE登録だけが求められます。
特商法・運営情報を確認すると
LPのフッターには小さく「Copyright © 2026 WinState LLC.」とあるだけで、特定商取引法に基づく表記へのリンクは見当たりませんでした。そこでLPが置かれているドメイン「winstate-web.com」のトップページから辿ると、福岡市博多区の「WinState合同会社」という会社の企業情報ページに行き着きました。社名、代表者名「堺 清」(案件名の「堺清」と一致)、所在地「福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号 ParkFront博多駅前1丁目5F-B」、会社法人番号「1290003014380」まで明記されており、この点は他の副業広告と比べて運営実態を追いやすい部類でした。ただし、そのサイト内をどれだけ探しても、特定商取引法に基づく表記のページ自体は見つかりませんでした。
問い合わせ電話番号は「080-8561-7026」という携帯電話番号形式で、固定電話は案内されていません。さらに細かい点ですが、企業情報ページに埋め込まれた構造化データ(schema.org)を確認すると、組織名は「WinState合同会社」なのに、ウェブサイト名は「ONS株式会社」という別の社名になっていました。加えてプライバシーポリシーには「代表取締役社長:堺 清」と記載されていますが、合同会社(LLC)の代表者の法的な肩書は本来「代表社員」であり、「代表取締役」は株式会社の役職名です。実在する会社情報にたどり着けたこと自体は他の案件より透明ですが、社名表記の食い違いや肩書の誤りは、サイトがテンプレートを使い回して作られている可能性を感じさせます。
この手口について
無料の解説書やマニュアルでLINE登録を集め、その後の案内で有料の講座や商材へつなげる導線は副業広告で繰り返し確認されるパターンです。国民生活センターも、SNSで見た副業案件でLINE登録後に高額な商品購入を勧められ続けたという相談を紹介し、注意を呼びかけています(国民生活センター「簡単に稼げるという副業」)。無料登録の先に価格の見えない商品が続く構造についてはフロントエンド商品の解説、特商法表記の見方は特商法表記で見るべき7つのポイントもあわせてご確認ください。
「単価が10倍」「月30万、月50万」といった数字に心を動かされてLINE登録する前に、運営会社の特定商取引法に基づく表記が用意されているか、金額の根拠が示されているかを確認してほしいと編集部は考えています。すでに登録してしまい、この先の案内で金額を提示されて迷っている方は、画面のスクリーンショットを副業アラート相談窓口のLINEに送ってください。相談は無料・匿名でも大丈夫です。急ぎの場合は消費者ホットライン「188」にも相談できます。
この案件への参加・契約を検討している方は、先に副業案件リスクチェック(全12項目)と怪しい副業広告に共通する10の特徴で照らし合わせることをおすすめします。同種の手口の解説は記事一覧にまとめています。
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