案件情報 #懸賞金
「地域復興キャンペーン 1等12億円(big777dream)」の広告と特商法表記を確認しました
公開日: /執筆:副業アラート編集部 /監修:奥田 清(消費生活アドバイザー)
案件の概要
| 案件名 | 地域復興キャンペーン 1等12億円(big777dream) |
|---|---|
| カテゴリ | 懸賞金 |
| 確認したページ | 広告ページ(LP): https://big777dream.com/outkbt11?ad_code=storylike06広告ページ(LP・別遷移): https://big777dream.com/outkbt9特定商取引法に基づく表示: https://big777dream.com/tokushoho/ ※読者の安全のため、当サイトからのリンクは設置していません。 |
広告・ページ上の訴求文言(原文の引用)
- 「地域復興キャンペーン 宝くじ史上最高 12億円が当たる」
- 「登録者全員に!宝くじバラ10枚を無料プレゼント♪」
- 「その場で当選確認して頂けます!」
- 「宝くじで地域社会を盛り上げよう!」
- 「宝くじの当選金の一部は、皆様の地域社会の(=地域貢献をうたう文言)」
- 「1PT=10円 お支払時にかかる手数料はお客様ご負担でお願いします。その他の付帯的費用はございません。」
- 「当サービスの性質上、既に購入されたポイントの返品および返金は行っておりません。」
編集部が確認できた事実
特定商取引法に基づく表記:記載が不完全
特定商取引法に基づく表記に、義務付けられた項目(事業者名・住所・電話番号・販売価格等)の一部が見当たりませんでした。
販売価格の記載:不明確
価格に関する記載はあるものの、実際にいくら支払うことになるのかが明確には読み取れませんでした。
そのほか確認できた注意サイン
- 特定商取引法に基づく表示ページの「販売業者」「運営責任者」「所在地」の各欄がいずれも空欄(所在地は郵便番号記号「〒」のみ)で、電話番号・メールアドレスも「業務上の都合によりお問い合わせよりご連絡ください」とあるだけで直接の連絡先が記載されておらず、事業者の実在性を確認できなかった
- フッターの著作権表示も「Copyright © .」と会社名が空欄になっており、サイト内のどこにも運営組織名を確認できなかった
- LPは「登録者全員に無料プレゼント」「その場で当選確認」と無料訴求だが、特定商取引法に基づく表示の「利用料金」欄には「1PT=10円」のポイント制課金と、「購入時期」欄には「当サイトは完全前払い制になっております」、「返金、返品」欄には「既に購入されたポイントの返品および返金は行っておりません」と明記されており、無料を前面に出す広告と実際の課金・返金不可の仕組みとの整合性が乏しい
- 支払方法に「クレジット決済(決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございます)」との記載があり、海外決済を経由する可能性を示唆している。ほかに銀行振込・電子マネー各種も挙げられている
この案件について、登録前にLINEで一緒に確認できます
LINEで無料相談する「12億円が当たる」「登録した人全員に無料プレゼント」――そんな言葉を見て、半信半疑のままこのページを検索した方も多いのではないでしょうか。「本当に無料なの?」「怪しいけど、当たるなら…」と迷っている方に向けて、編集部がこの広告(LP)と特定商取引法に基づく表示を実際に開いて確認しました。結論から申し上げると、登録する前に一度立ち止まってほしい案件です。
広告は何をうたっているか
LPは赤いカーペットとスポットライトの派手な演出で「地域復興キャンペーン」「宝くじ史上最高」「12億円が当たる」と大書し、「登録者全員に!宝くじバラ10枚を無料プレゼント♪」「その場で当選確認して頂けます!」と続きます。さらに「宝くじで地域社会を盛り上げよう!」と、まるで社会貢献であるかのような装いまで重ねています。
LPは「12億円が当たる」「登録者全員に無料プレゼント」「その場で当選確認」と費用ゼロで巨額当選が狙えるかのように大きく表示している(赤枠は編集部)
けれど画面をどれだけ探しても、この12億円が「どの公式宝くじ」なのか、誰が主催する「キャンペーン」なのかは一言も書かれていません。当選確率も、当選金の裏付けも示さないまま、とにかく先に登録させようとする――ここで、少し引っかかりを覚えてほしいのです。
特商法・運営情報を確認すると
そして特定商取引法に基づく表示を開いて、正直ぞっとしました。「販売業者」「運営責任者」「所在地」の欄が、すべて空欄だったのです。所在地欄には郵便番号の「〒」記号だけが残り、都道府県名すらありません。電話番号もメールアドレスも「業務上の都合によりお問い合わせよりご連絡ください」とあるだけで、こちらから連絡できる手段がない。フッターの著作権表示に至っては「Copyright © .」と、会社名がすっぽり抜け落ちていました。
販売業者・運営責任者・所在地がすべて空欄のまま公開されている特商法表示。一方で「完全前払い制」「返金は行っておりません」だけは、はっきり書かれている(赤枠は編集部)
不思議なもので、お金を取る仕組みだけは、はっきり書かれています。「1PT=10円」「完全前払い制」「既に購入されたポイントの返品および返金は行っておりません」。支払方法には「為替レートによって請求額が異なる場合がございます」とあり、海外決済を経由する可能性もうかがえます。誰が運営しているかは徹底的に隠すのに、前払いで買わせて返金には応じない――この非対称に、強い危うさを感じます。
この手口について
まず、はっきりお伝えします。申し込んでいない宝くじや懸賞に、当選することはありません。国民生活センターも「参加していない宝くじに当選することはない」と明言し、当選金の受け取りを口実に事前の費用を求められても絶対に送金しないよう注意を促しています(国民生活センター「心当たりのない海外宝くじや懸賞に当選したというSMSが届いた」)。正規の当選に前払いは要りません。特商法表記の見方は7つのポイント、返金保証の実態はこちらの記事で解説しています。
登録してしまった方、迷っている方へ
もし、もうポイントを買ってしまった・登録してしまったという方がいても、自分を責めないでください。これだけ巧妙に「無料」と「社会貢献」を装われれば、誰でも一瞬信じてしまいます。恥ずかしいことでは、まったくありません。
大切なのは、これ以上お金を払わないこと。そして、一人で抱え込まないことです。「これって大丈夫かな」と少しでも不安なら、登録する前でも、してしまった後でも構いません。いま見ている広告のスクリーンショットを、副業アラート相談窓口のLINEに送ってください。 手口に詳しい担当者が、あなたの状況を一緒に確認し、次に取るべき行動を整理します。相談は無料、匿名でも大丈夫です。深夜に不安で眠れないとき、まず気持ちを吐き出す場所として使ってもらっても構いません。急ぎのときは、消費者ホットライン「188」にも相談できます。
この案件への参加・契約を検討している方は、先に副業案件リスクチェック(全12項目)と怪しい副業広告に共通する10の特徴で照らし合わせることをおすすめします。同種の手口の解説は記事一覧にまとめています。
この案件について、登録・支払いの前に確認しませんか?
広告のスクリーンショットや相手とのやり取りを見ながら、注意サインを一緒に確認できます。すでに支払ってしまった方も、状況に応じて確認すべきポイントと公的な相談先をご案内します。
- 相談は無料
- 営業・商材の紹介は一切なし
- 匿名OK・ブロックもいつでも可能
公的な相談窓口を利用したい方は 相談窓口ガイド をご覧ください。